ケンシロウ

キャットシッターしろねこしろの福元です。

最近、ぎんじと北斗の拳ごっこをして遊んでいます。
ぎんじが通りすがりの私にチョイチョイとちょっかいをかけてくるので、「アタタタタ!」と言いながら人差し指で応戦する、というのがその遊び方です。

北斗の拳は私が子供の頃、ちょうど小学校から帰ってきた時間にやっていたテレビアニメなんですが、主人公にやられた悪党の体がボゴーンとふくれてブシャーっとなるのがとにかく怖くて。当時はあまり観ていませんでした。

近頃はニュースも暗いし、情報番組も見ていると疲れるし、たまたま合わせたチャンネルでやっていた北斗の拳に、懐かしさもあって見入ってしまいました。

ケンシロウがどうも阿部寛(好き)にみえる。
悪党がいかにもな風貌で面白い。
断末魔の声が本当に「ひでぶ」、他にもいろいろな言葉で倒れるが、演じている人が笑わせようとしている気がしてならない。
ケンシロウの上着が、戦闘前に毎回破けるのに、また同じものを着ている。
主役と宿敵の声が、あたると面堂だ(うる星やつらの)。
ケンシロウがとにかく強い。かっこよすぎる。セリフをマネしたくなる。

私の中でこのようなおもしろ要素があって、しばらくはまっていました。

関根勤さんが「スチュワーデス物語」を当時お笑いとして笑って観ていたと話しているのを聞いて、子供の頃まじめに観ていた私は大変驚きましたが、そういう視点と同じ感じでしょうか。
そう考えると、当時ワクワクした「川口浩探検隊」などは、今観るとツッコミどころ満載だけれど、当時の大人はちゃんと分かっていて、真に受けず、そういう楽しみ方をしていたのかなぁ。


ほあたー!
ほあたー!


今、桜がきれいに咲いていますね。

少し書いたことがありますが、さくたの名前はさくらが由来です。
桜の花ではなく、寅さんの妹のさくらさんからですが。

ぎんじの名前は、保護した時にガリガリでボロボロだったので、とにかく体が丈夫そうな、たくましく生きていけそうな名前を考えてつけました。
他にもいろいろ候補があって、命名まで少し時間がかかったんですが、もしその期間に北斗の拳を目にしていたら、ぎんじは「ケンシロウ」になっていたかもしれません。



ケンシロウって感じではないな
ケンシロウって感じではないな