それぞれのあたしンち

キャットシッターしろねこしろの福元です。

子猫ぎんじは兄猫さくたが大好きです。とにかくそばに行って、なんでも真似をしています。

さくたが水を飲めば同じ器に顔を突っ込み、爪研ぎをすれば懐に入りこんで爪を研ぎ出し、人間の手から猫草をもらっていれば僕も僕も〜とやって来ます。猫草が食べ物だとは分かっていないようですが。

とくに長いしっぽにじゃれるのが好きです。さくたは怒るでもなくじっとしています。
本当は嫌だけど、子供のやることだからと我慢しているのか、しっぽで勝手に遊んでくれれば楽だと思っているのか。
「たまには怒っていいんだよ?」と、さくたには言ってありますが、性格ですからね。。

てい
てい


最近「あたしンち」が、プライムビデオで観られなくなってしまいまして。(期間が決まっている)
もう観られないと思うと観たくなるのが人情というもの。思わずDVDを買ってしまいました。

プライムビデオでは、オープニングとエンディングの曲が省かれていたのですが、DVDには入っていて。
それで、久しぶりに観たオープニングがものすごく良かったです。

キンモクセイの「さらば」という曲にのせて、画は登場人物と、そこに居合わせた人たちの、会社や学校からの夕焼けがきれいな帰り道、さあ家に帰ろう、それぞれの「あたしンち」に帰ってほっとしよう、といったオープニングでした。

日が暮れて、たくさんの家に明かりがついて、それぞれの家の中でご飯を食べたり、テレビをみたり、みんなゆっくりしているんだろうな〜と想像できて、ほんわかした気持ちになりました。



おしかける
おしかける

これから、外で暮らす猫たちには寒さで厳しい季節になります。
冬は嫌いでは無いのですが、そのことを考えると毎年胸が痛みます。

ぎんじも縁あって家族になり、我が家が安心して過ごせる「自分の家」になったわけですが、保護したあの時、私があの場所を通っていなかったら、ぎんじは今どうなっていたんだろうと考えたりします。

衰弱していたけど、もしかしたら生き延びて外暮らしをしていたかも知れません。

保護されて自分の家ができる猫もいれば、過酷な外暮らしをする猫もいて、その違いは単に「運」なのでしょうね。
みんなに幸運が訪れて、あたたかい「あたしンち」が見つかるといいな、と思います。