ねこ同士

ストーブ前で小競り合い あったかくて眠くなる
ストーブ前で小競り合い あったかくて眠くなる
キャットシッターしろねこしろの福元です。

猫2匹、人間2人のシッター福元家は、全メンバーが年齢的に落ち着いちゃっておりますので、普段、家の中は静かなものです。
そんな静かな我が家ですが、家族の中で比較的ヤングなさくたさんが、騒がしく家中を走り回ることがあります。
それはトイレ・ハイとでも言うのでしょうか、排泄の前後に興奮して走り出します。

走って行ってトイレを覗き、何もしないで走って帰って来る、を何度も繰り返すので、
早くしないと膀胱炎にでもなりはしないか・・と心配になりますが、
当の本人(猫)は、ハイな自分を長く楽しみたいのか、用を足すのをもったいぶるかのようにトイレまで行っては帰り、行っては帰りしています。

そんな楽しそうに走るさくたを、たけのこは目をキラキラさせて見ています。
パカラッ、パカラッと何度も通過するさくたを目で追っているうちに、
お目々真っ黒、ほっぺぷっくりのワクワク顔になり、ついには立ち上がって小走りで追いかけていきます。
つられて楽しくなっちゃうのでしょうね。

腎臓が良くないたけのこさん。体調は良くはないはずだし、後ろ足の関節炎も痛いはずなのに。
飼い主の私も、ここまでたけのこを楽しい気分にさせることはできないと思います。
ねこ同士でないとできないこともあるのだなと感心させられます。

たけのこの腎臓が良くないことが分かってから、気分の晴れない毎日でしたが、少し明るい気分になりました。
15年も働いていたら(たけのこは15歳)そりゃあ腎臓も疲れて動きが悪くなるよなぁ、と思えるようにもなり、「飼い主失格」と自分を責める気持ちも少し楽になりました。

たけのこを走り出すくらい楽しい気持ちにさせてくれて、さくたよありがとう。
猫に一喜一憂し、そして猫に救われる毎日です。